ジョン・ケージ生誕100年で世界各地で記念行事が行われていますが、
私もトリニティ・ラバン・コンセルヴァトワール・オヴ・ミュージック・アンド・ダンスで行われたフェスティヴァルにガイ・ハリーズとのデュオで参加しました。
音楽監督はスティーヴン・モンタギューで、私が主に現代音楽の作曲をやっていた頃はよく顔を合わせていた重鎮です(アメリカ人ですが英国にずっと住んでいる作曲家)
クリス・カトラーも数週間前にポーランドのクラコフのコンセルヴァトワールで行われたケージのフェスティヴァルに出演、講演もしてきたそうで、その原稿をみせてもらったのですが、
今日フェスティヴァルに参加した経験も含めて、ケージについていろいろ考えさせらています。
ケージの作品って本能に反するようなものが多くて演奏しづらいのがなぜかだんだんわかってきたような気がします、
なんというか、即興演奏の逆みたいな感じなんですね、
音を人間活動から分離するような感じ??
もうちょっと考え続けたいと思います。