近々
トニー・ロウというギタリストとアルバムを出す予定なんですが、
トニーはデヴィッド・クロスの古い友人で、私はデヴィッドを通じて知り合いました。
もともとトライデント・スタジオのセッションギタリストで、それからプロデューサーやエンジニアをやっていて、その後自分のプロジェクトも始めたそうです。今まで一緒に仕事した人たちというのは、Julian Lennon、The Pet Shop Boys、David Cross、John Foxx、Phil Ramone、Visage、 Toyah Willcox、Aretha Franklin、Genesis、Kim Wildeという感じ。
それで、月曜日にそのアルバムの中の1曲のためのプロモビデオ撮りをしました。
実は私の教えている大学のビデオ専攻の学生が実務研修の科目の一環としてやらせてほしい、といってきてくれたんです。
左がその学生、監督のNeoです。中と右はアシスタントで来てくれたビデオの学生たち
左がTony
左はヘアメークのルイーズ、学生ではないけれど、駆け出しなので、経験を積みたいということで、来てくれた。
右はスタイリストのサンドリン。ハートフォードシャー大学のファッションデザインの学生。本当はこの日のために衣裳を作ってくれるはずで、デザイン画ももらっていたんだけど、間に合わなかったそうで、結局私の自前の衣裳を使いました。
それで選んで持っていったのが、DIforUTの今年と去年のsuzuki takayuki、+Jのバルーンドレス、それに80年代からずっと大事に持っているロメオ・ジリのコレクションの蝉の羽根のようなイブニング・ジャケット。監督が選んだのは、まず、
今年のsuzuki takayukiのD、レギンスは私が自分で作った、
マーク・ジェイコブスのスケスケレギンスのコピー。
そしてもうひとつは、やはり今年の
DI for UT suzuki takayuki Cと、ロメオ・ジリのジャケットの組み合わせ。
曲のタイトルは「Cicadas will Cry for Me」で、「五木の子守唄」の「裏の山中蝉がなく」からとったものなので、蝉の羽根みたいなこの衣裳はピッタリ。
風になびかせたいというので、髪はストレートアイロンあてられてこんな感じ:
トニーと私で何枚か写真撮っておきました
ビデオは今月末にできあがります。
この日は音楽コースの最終学年の3年生が卒論を提出した日だったので、夕方から学内のバーで飲み会をやっており、ぜひ来てくれというので撮影後に立ち寄りました
私のほかにもう2人教官が来てました。この年度の学生たちはほんとにできがよかった。刑務所から通ってきてた優等生もいて、在学中に無事出所して、優等で卒業しそうなのも嬉しい。
しかし撮影中むちゃくちゃ熱演しちゃったこともあって、その晩は疲労困憊で爆睡でした。