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「+J」春夏UK発売: その4 ファッション馬鹿の一念氷をも溶かす
招待メールのプリントアウトは一々チェックしないだろう、と勝手読みをしたものの、一応、昔の定期よろしく何かヒラヒラさせるものを持っていた方がいいのではないかと思い、A4の紙を折ってバッグには入れてきましたが、「プリントアウトしなきゃいけないの~?」とか言いながらそのまま入って行った男性客を見て、意を決しそのままズンズン進みました。

前に立ちはだかるスタッフのお姉さんが「グラツィア?」と聞くので、「グラツィアのイベントに来たの~」と元気よく言いながら立ち止まらず、振り返らず、どんどん店内へ...

ヤッタ~、ゲート・クラッシャー成功!

今までもいろんな招待イベントに参加するたび、これって招待状いらないじゃん、って思ったことは何度もありますけど、実際、招待状なしで来ちゃって、まんまと入っちゃった、って生まれて初めてヨ~! 

+Jのコーナーは店の前面ではなく、なんと一番奥にあって、囲いがしてありました。まず手前にマネキンと、各商品を組み合わせてこういう着こなしができます、というのを見せるレールが展示してあり、その奥に実際の商品が並べてありました。グラツィアのスタッフがスタイリングの相談に乗ってくれるというイベントの趣旨なんだけど、そんなこと構ってられません、っていうか、私の方が詳しいもん、ゼッタイ。

まず目指すは出掛けにオンラインストアに出てなかったカットソーとニット。カットソーはタンクトップ、半袖、長袖が同じ色展開で出てるはずだけど、平積みになっていて、半袖長袖がぱっと見にはわからない。それを確認しようとすると店員が寄ってきて、お約束の「Do you need help?」 万引きが多いので、こちらのショップ店員はこの声かけをするよううるさく言われているのです。犯罪者は声をかけられるのをいやがるし、ちゃんとしたお客さんは喜ぶからだそうなんだけど、それにしてもロンドンの店員の商品知識のなさはあきれ返るほど。それというのもショップ店員はバイトが基本で、将来そこの会社でがんばろうとかそういう気持ちは一切ないから。実際昇進の道は全くなく、マネージャーは最初からマネージャー職で採用されるんです。店員の商品知識のなさも階級社会の現われかな。

それで、半袖と長袖欲しいんだけど、というと、これらはタンクトップだけで、袖つきはあっちにある、と言うんだけど、平積みになっているのの中にタンクトップの山と袖付きの山の両方があるのは見ればすぐわかるの。それで、ホラこれ袖つきでしょ、見ればわかるでしょ、って言って自分で取ろうとしたんだけど、手伝いたがるからもう時間のムダ。さっさと要るものつかんでニットコーナーに移動したいのに~。

ニットの方はお目当ての商品は見当たらず。

ジャケット、コート、チュニックのネット注文したアイテムについてはサイズ確認のため、2サイズづつカゴに入れて、いざ試着室へ。

この時までにはもう汗びっしょり。早く試着室に入って防寒装備脱いじゃいたい!

試着室にも一番乗り。もう夢みたい。楽ちん~。
試着室は一度に8アイテムまで持ち込めて、それ以上はスタッフに預けてあとで交換するんです。持ち込むアイテム数のついた札を受け取って試着室に入るんですが、これも万引き防止のシステム。

着込んでいたもの脱いであ~サッパリ。
カットソーは秋冬より一回り大きめで、ワンサイズ下を選び、ネット注文したジャケットとコートは大丈夫のよう。チュニックが予想通り絶品で、ウエストラインがナナメになってそこにギャザーが入っているところがウマい、って感じ、おなかはスッキリ、なかったことになっちゃうし、おしりはふっくら後ろにでっぱって、ものすごく可愛い。

品定めを終えて、持参してきた予備のヒートテックに着替えて、防寒装備は2層減らして試着室を出ました。この頃8時半、だんだん店内に人は増えてきて、フロアでジャケット、コート類を羽織る人がたくさん出てきたり、スタッフが無線でこれこれのサイズありませんか~、ってぎょ~む連絡し始めたり、活気付いてきてましたが、私の次なる目的地は二階の奥にあるはずの+J秋冬物のセールコーナー。これって全然「グラツィア」のイベントの趣旨と違うんだけど、もはや構う事はありません。あったあった。シーズン終わりに再発見してはまった「+Jウルトラライトコットン」のカットソー、定価14.99ポンドが 4.99ポンドになっているのはわかっているのでそれを物色、サイズが残ってるものを買い足しました。

満足してお会計へ。レジのカウンターに大型パンフレットが積んであるのを発見。ホント、デザイナーズブランドのイメージ作り、売り方をしたいのね、と思いました。


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24ページの豪華版プラス、写真の左に写っている挟み込みの別紙で、そこにプライスと入荷時期が書いてありました。ここで注目すべきはアイテムによって2月、3月、4月、5月に入荷する、とあること。つまり、さみだれ式に入ってくるということを示して、いよいよ単発コラボではなく、継続ブランドであるということをアピールしています。

さて、ここで私の作戦は終りません。

なぜならこの+Jには
‘「+J」商品をより多くのお客様にご購入して頂くため、店舗・オンラインストア共に1商品につき、お一人様1点までの販売とさせて頂きます事をご了承下さい。’
というしょうもない販売ルールがあるからなんです。
UKではもうおおっぴらに「転売を防ぐため」というのも追加されましたが、それにしても、サイズ違いはダメというならまだしも、色違いまでダメっていうのはもう、勘弁してヨ!です。

そもそも自分の体にピッタリ来た服は色違いで持っておくのがオシャレの基本。よほど気に入れば同色でも2枚買いはしておきたいものです。ましてや日本のユニクロオンラインストアの「お客様の声」では定番商品を「全色大人買い」表明が珍しくありません。春夏物カットソーなんか、色違いで買わないでど~するのヨ!

というわけで、色違いを求めに別店舗への旅は続く...

ハイストリート・ケンジントン店近くのアメリカ系スーパー「Whole Foods」でのランチ、サラダバーなのにベジカレーも!


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雪でおおわれたハイドパーク:


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ハイストリート・ケンジントン店の試着室で、買わなかったいろいろアイテム:

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これは決まった!
でも用途に困るな、これは...返品候補。。。


おわり
by YumiHaraCawkwell | 2010-01-28 09:26 | Fashion ファッション
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