6月10日に英国の主要全国紙のひとつガーディアン紙にホッパー追悼記事が出ましたので、抄訳でご紹介させていただきます。
http://www.guardian.co.uk/music/2009/jun/10/obituary-hugh-hopper
ヒュー・ホッパー
プログレッシブ・ロック・バンド、ソフトマシーンの特異な作曲家、ベース奏者
アダム・スウィーティング
ザ・ガーディアン、2009年6月10日水曜日
作曲家、ベース奏者のヒュー・ホッパーが白血病のため64歳で亡くなった。1968年から1972年にかけてのソフトマシーンのメンバーとして、最も知られているが、彼にとっては大衆に受ける事は決して優先事項ではなかった。ホッパーはソフトマシーンと、最も最近では「Dune(2008)」を含む数々のソロアルバムにおける演奏の才能と特異な曲づくりによってブリティッシュ・エキスペリメンタル・アート・ロック愛好家に記憶されるであろう。(訳注、「Dune」はソロではなく、ユミとのデュオ)
(このあと、ワイルドフラワーズに始まる彼のキャリアの紹介が続きます…こちらは皆様の方が詳しいぐらいでしょうから割愛します)
2008年6月に白血病と診断された後、化学療法を受けていた。昨年12月には、彼の友人たちと彼のキャリアにおけるさまざまな時代の共演者が集まって、ロンドンの100クラブでベネフィットコンサートが行われた。
「自分が最も楽しんで一緒に仕事ができるミュージシャンやライターは、いつ斧を使うべきか、いつ繊細な絵筆を使うべきか、本能的にわかる人々である」、と彼は1995年にグラスゴーヘラルド紙に語っている…そして「自分もそのひとりでありたいと思う」。
彼はパートナーであったクリスティンと亡くなる2日前に結婚した。
ヒュー・コリン・ホッパー、ミュージシャン、1945年4月29日生、2009年6月7日没