<   2012年 07月 ( 6 )   > この月の画像一覧
ロル・コックスヒルお葬式 2012年7月24日 
ロルとは共演したことはありませんが、何度かご一緒する機会がありました。
一番最後に会ったのはデニス・オースティンというドラマーのお葬式で、
ロルはライヴで演奏をして、私とデニスのデュオのライヴレコーディングが流されました。

今日初めてフィル・ミントンに会いました。フィルは佐藤行衛さんとレコーディングしたCDがあり、話を聞いていたので、やっと会えたという感じ。
やっと会えたもうひとりはマーク・ヒューインス。アルトー・ビーツ日本ツアーの直前にジェフがレコーディングしていたそうで、ツアー中にいろいろ話を聞いていました。

フィル・ミラーには5年ぶり2度目の対面。
初めて会ったのはヒュー・ホッパーとのミーティングの時で、ヒューがフィルに何かを渡すことになっていてフィルが現れたのでした。あの時はまさか自分が将来ジョン・グリーヴスと一緒に演奏するようになるとは夢にも思わなかったんでした。

日本ツアーを終えたばかりのチャールズ・ヘイワードも元気な姿を現しました。
すごく暑くてホテルの電源入れるキーカード入れないでいたら頭がボ~っとしてわけわかんなくなったそうな。アルトー・ビーツの時はまだ涼しくてラッキーだったな。。。

Attended Lol Coxhill's funeral. Although I have never actually performed with him, I had several memorable occasions and loads of common friends. Last time I saw him was at Dennis Austin's funeral. Lol performed live and a live recording of a performance by Dennis and I was played then.

It was so moving to see so many musicians got together and pay tribute to him.
I met Phil Minton for the first time. Sato Yukie knows him well and recorded a CD together, so I heard about him a lot. It was really nice to meet him finally.
And I met Mark Hewins, also finally, as I have heard about him a lot from Koro Ito and Geoff Leigh.

I saw Phil Miller for the second time...when I met him for the first time was at The Premises five years ago when I was having a meeting with Hugh Hopper. Hugh brought something for him...effect unit or something. Time really flies.

Great to see Charles Hayward, who has just been back from Japan tour...glad to hear that the tour went extremely well, although it was really hot there then.

フィル・ミントンと:

c0129545_9384940.jpg

c0129545_93950100.jpg

c0129545_9392722.jpg
[PR]
by YumiHaraCawkwell | 2012-07-25 09:46 | News ニュース
Olympic Torch Relay is in town 地元に聖火リレーが来た
今日は地元に聖火リレーが来たの。
歩いて駅前まで見に行ったらすごい人でびっくり。
オリンピックは迷惑なことまるけだったけど、
こういうふうに地元の人が出てきてわあ〜って言ってるのはいいな、と思いました。
だって去年の暴動の現場なのよ。

Olympic Torch Relay came to town today.
I went along to see it at Hackney Central,
and it was amazing to see a lot of people there.
I think London Olympic Games did a lot of damage to arts in the UK,
but I thought it is great to see locals came out and enjoyed seeing the torch relay...
as this was the place of the riot last year.

c0129545_9362369.jpg
[PR]
by YumiHaraCawkwell | 2012-07-22 09:39
ツアーの合間ににゃんまみれ
いつもなんですけど、ツアー中やツアーの合間、猫ちゃんのいる宿になるべく泊まるようにしています。
今回6月の日本ツアーでは豊橋大黒屋の「プーニャ」ちゃんには会えなかったのが残念ですが、
京都、大阪、由布院でにゃんまみれ!


京都 藤家旅館 かの有名なエミリーちゃん亡き後昨年やってきた、猫女将見習い中のリリーちゃん

c0129545_982026.jpg




 大阪 ホテルダイキ 名前はまだない子猫ちゃんc0129545_9103687.jpg

c0129545_993597.jpg


c0129545_9111984.jpg








そして大分、由布院、オーベルゼレボーでにゃんまみれ!

c0129545_9121184.jpg
c0129545_9132772.jpg
c0129545_9135178.jpg
[PR]
by YumiHaraCawkwell | 2012-07-21 09:15 | Performance ライヴ関係のお話
アルトー・ビーツ新しいビデオ
今までイキオイのいいところがアップされてたのでたまにはこういうのもよろしいかと。
実はこういうふうにゆっくりで間があいてるのにリズムはタイトなところにもってきて、タイミングわざとずらせたりっていうのがいちばん大変だけど、気持ちの良さも格別。
最初の方、クリスがわざと長いこと休んで、小節の頭にドンと入ってくるところとか、
最後の方、普通ならバッチリあわせるところ、クリスがわざと半拍ずらせてオフにアクセント持ってきたなんてところとか、自分で数えるのはあきらめて、ドラマーにおまかせしちゃうと、これはできないってことなんです。

So far, quite upbeat clips have been uploaded, but I chose this section for a new video. In fact, this kind of slow but crisp rhythm is one of the most difficult thing to improvise. For example, when Chris rests quite a while and came in on the first beat of the bar, and towards the end, when you expect to hear the first beat but Chris chose to play an off beat at the beginning of a bar...if you just rely on someone else and don't count yourself, then you don't know where you are! But if you do know, then this is absolutely the most enjoyable moments!!


[PR]
by YumiHaraCawkwell | 2012-07-16 11:59 | The Artaud Beats
アルトー・ビーツ日本ツアーのビデオ








こちらに随時アップしていきます:
http://www.youtube.com/playlist?list=PLDA60B6CE86164356
[PR]
by YumiHaraCawkwell | 2012-07-12 08:44 | The Artaud Beats
アルトー・ビーツ ライヴレビュー
怒涛のアルトー・ビーツ日本ツアー~ユミ単体ツアーを終えて無事ロンドンに帰ってきました。

まずはアルトー・ビーツ日本ツアーのこと。
皆様本当にありがとうございました!
私は本当に、今、宇宙一幸せなピアニストです。
まず音楽的に本当にそこにあるべき音楽を皆様にお聴かせする事ができたこと、
バンドとして毎日成長したこと、
自分が音楽に奉仕する存在として成長したことです。





特にリズムの演奏という面においては、毎日ありとあらゆるリズムパターンをつくり、それがクリスのドラミングとのコンビネーションで複雑なポリリズムになったり、すこしずつクリスがテンポをずらせていくのをつられないように我慢してリズムキープをし、最終的にまたテンポを一致させたり、2連と3連を交代で(片方が2連のときもう一方が3連というのをかわるがわるやる)やってる間に2連のほうは7拍子パターンにしたりなど、そういうことが自然に発展していったのは、われわれの自己満足ではなく、それはきっとリスナーが聴きたいことでもあったんだと思うのです。クリス・カトラーというドラマーをタイムキーパーにしてはいけない。彼にはもっと自由になってもらわねばならない。そのためには私は彼が安心できるレベルのタイムキーパーにならなくてはならない。これは本当に大変なことです。雑念が少しでも入るとすぐにつられてしまったり、リズムが崩れてしまいます。いいところを見せようとしてリフを複雑にしたりなんかするとこれまたわけのわからないことになります。
複雑にするには音楽的な必然性がなければならない。いいところを見せるための変化ならばしないほうがよいのです。





この日本ツアーは完全自主ツアーですから、会場の皆様、宣伝を手伝って下さった皆様、フライヤー印刷をしてくださった方、ワークショップのオーガナイズをしてくださった皆様、対バン、共演の皆様、物販を手伝って下さった皆様、それぞれの個人レベルでのご協力がなければ可能ではありませんでした。しかし素晴らしいのはすべてがまさに個人レベルでの協力で行われたことです。





ジェフ、クリス、ジョンは素晴らしい思い出とともに、無事帰国して、私はようやくほっとしたところです。(といってもまだまだ事後処理の業務連絡は続いているのですが)
唯一日本語が話せる人間としてはいろいろとそりゃもう大変なこともありましたが、一緒に旅をして本当に興味深い話をたくさん聞かせてくれました。特にクリスが教えてくれた話からは歌が2つできました。





本当に皆様ありがとうございました。

以下は、近江八幡 サケデリックスペース酒游館でのアルトー・ビーツのライヴにお越しいただいた大阪の佐藤さんの書かれたレヴューです。これを読んだ時、ものすごくわかってもらえた!という気がしました。

---------------------
The Artaud Beats @ 酒游館 (6月9日)

昨日からツアーが始まっているバンド、すなわちメンバーは:
Geoff Leigh(electronics,fl)
Chris Cutler(dr)
John Greaves(b.vo)
Yumi Hara Cawkwell(pf,vo)
四分の三がヘンリー・カウ!
厭が応にも期待は高まる。

まず、ユミ・ハラ・コークウェルさんの諸注意というかなんというか。写真はシャッター音ががっつり出なければ撮ってもよく、撮った写真は出来れば送ってほしいなどなど。
で、明かされたのが、本日のみのスペシャルみたいなもので、ジョン・グリーヴスのピアノ弾き語りのソロ・セットを最初に入れる、とのこと。会場にグランドピアノがあること、対バンのない今日は時間に余裕があること、ということで、急遽決まったそうだ。

そんなわけで、ジョン・グリーヴスの登場だ。
かなり変なコード感と、ギターのアルペジオをピアノに置き換えたような妙な演奏に、歌い慣れていないジョン・ケイルみたいな風情の渋い声が乗ってくる。
何というか、ヘンリー・カウの人たちというのは、メロディとかリズムに、ほぼ同じような感性や世界観を共有してるんだなあ、としみじみ思った。現代音楽のようないびつなメロディや、突如強迫的になる展開とか、カウの後のそれぞれの別働隊になるアートベアーズでもカシーバでもキュー・ローンでも、勿論グリーヴスの一連のソロ作でも、どこかにそういう感覚は残っている。そのキモの部分を見せられている感じ。
途中、ジェフ・リーを招いて彼のフルートをサポートに入れた曲もあった。短いセットの最後の曲はピーター・ブレグファドとの共作曲。さすがにちょっと毛色が変わるんだな。言葉がボブ・ディラン風に多めに並んでいく感じとか。

休憩の後、いよいよアルトー・ビーツの登場だ。
完全即興による演奏。
演奏の軸は、みたところカトラーとユミさんの二人という感じ。反応が割とダイレクトに繋がって、ユニゾンやキメが出てきて、全体がそちらに向かっていくような展開が多かった。
カトラーのドラムスは、人柄そのまま、非常に堅くて細かいが、即興でも思いつきでどかどかやる感じがなく、常に抑制が効いたリズムをはき出している。スティックの持ち替えも頻繁にするけど、演奏を止めることがないのは職人技と言えるだろう。
リーはバランスは見つつもかなり自由で、殆どの時間を鍵盤に費やしていて、ノイズを絞り出したりしている。フレーズというよりは某かの「サウンド」。フルートを持つと、濁った音で攪乱したり、PAスピーカーに近づいてフィードバックさせたり、かなり暴れている。
グリーヴスのベイスは、アタックをぼかしたような音色で、低音で自在に埋めていくような感覚。ドラムスとのコンビネーションでリズムセクションに収まる雰囲気はあまりないのだが、ひとたびフレーズが固まると見事に全体を締める役割にも転ずる。
ユミさんのピアノはリズムに転じる場面もあれば、弦を直接弄ってハープのように鳴らす内部演奏もある。他の3人がより「即興演奏」っぽいのに対し、この人は「即興作曲」みたいな感じがする。特に仕込みっぽい構築感があるわけでは無いけれど、流れの中で何かを組み立てているのが明快に伝わってくる。

モーダルな部分と、リズムが硬質に打ち出される部分を行き来するような演奏。モーダルな時は現代音楽とフリージャズの中間のようでもあるけれど、リズムを揃えて走り出すと、そこには「ロック」としかいいようのない疾走が現れる。即興主体であっても、やっぱりこの4人の根源にはロックがあるんだな。そして、その硬質なグルーヴやフレーズの数々は、どうしたってヘンリー・カウを思い起こすものがある。事前に「ヘンリー・カウの曲は演奏しない」という宣言はあったのだけれど、この演奏のノリは確実にカウのそれだ。明確に決まった曲をやっていない、ってことくらいで、演奏の質感や性格には、確かのあのバンドの「伝説」が立ち上がってくるのだ。

ただし、カトラーを除く3人によるヴォイスの存在が、明らかにカウとは違う感覚をもたらしている。何かの言葉を瞬時に詞にしているような場面があって、ここが案外メロディアスだったりする。勿論、一種ホラー映画の音楽みたいな不安感を煽るようないびつなスキャットやスクリームもある。

セットは休憩を挟んでもう一つあって、どろっとしたモーダルさと爆発を対比していたような前半に対し、後半は始終緩やかなリズムが流れていくような演奏だ。メリハリに走らない分、どう転がるか想像できないような中での即興に、バンドのコンビネーションの確かさを感じるものがある。

4人が自在に演奏しつつ、ぎりぎりの部分でちぎれない。
そういうテレパシーのような感覚で満たされた演奏。
確かに明快に作曲された「プログレ」が好きな人にはなじみにくいだろうが、カウのファンならば納得の感動があったに違いない。
なにせ、こういうとんでもなく濃く重い演奏をしつつ、当の本人達が微笑んでさえいる瞬間もある。いかに本人達にとって充実した音楽なのか、厭が応にも伝わってくるのだ。
即興演奏だから、日によって見られるものも違ってくるだろう。13日の神戸のライブも見に行けないかな、と今は思っている。

---------------------

本当に皆様ありがとうございました!

アルトー・ビーツYouTube Playlist
[PR]
by YumiHaraCawkwell | 2012-07-06 03:36 | The Artaud Beats | Comments(0)