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David Bedford Memorial Concert
デヴィッド・ベッドフォードとは、マイケル・ボナヴェンチャー Michael Bonaventure 演奏のオルガン曲のCDに私と彼の曲が収録されるというご縁はありましたけど、残念ながら直接お会いする機会はなかったのですが、現代音楽とプログレの両方やるのはあり、の大先輩であり、
また、彼は作曲家の権利を守る活動を続けてきた人で、作曲家団体の代表を務めておられたりして、私がこれまでBASCA(英国作曲家協会)やPRSF(英国著作権協会財団)から受けてきた様々な援助も、彼なくしてはありえなかったはずなのです。


今回のメモリアルコンサートはそのBASCAから招待が来て知ったもので、内容や出演者はぜんぜん発表されておらず、とりあえず同僚のガイ・ハリーズを誘って出席しました。

プログラム:

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プログレ関係の演奏はありませんでしたが、彼の曲を中心に、彼のおばあさんの曲や、彼が好きで弾いていた曲、サマースクールで使った曲などとても幅広く選曲されていて、素晴らしい演奏ばかり。
また、出演者が語る生前のエピソードも素敵でした。

ルー・リードの「Walk on the Wild Side」やデヴィッド・ボウイのSapce Oddityアルバムのベースで有名なハービー・フラワーズが「My Funny Valentine」と「The Wedding」でとっても素晴らしいダブルベースを弾いてくれたのが本日最大の嬉しいびっくり。
で、ハービーに記念写真をおねだり:

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左からHerbie Flowers、ピアノのMichael Hinton、右はGuy Harries

そうそう、「聖地エルサレム」をパイプオルガンの伴奏で出席者全員で歌ったんですけど、こないだのロイヤルウェディングでもやりましたよね、いや~みんなの中で一緒に歌うっていうのは圧巻ですね。しかも歌詞カードなしで。

いつも不思議に思うんですけど、こんなアンチ大英帝国みたいな歌、どうしてロイヤルウェディングで歌ったり、こうやって英国国教会の教会で歌ったりするんでしょうか、と謎なのですが、感動します。

ガイはイスラエル人だから、「これってガイは歌うの?どう思う?」って聞いたら、歌詞を知らないので今日は歌わなかった、今までよく読んでないのでワカラン、との返事、私がいろいろ吹き込んだら、非常に興味を示して、こんどちゃんと読んでみる、とのことでした。
by YumiHaraCawkwell | 2012-04-29 05:29 | News ニュース
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