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2010年暮れの「ダブルレコ発ツアー報告その2: 一難去ってまた。。。」
今までフライトがキャンセルになったり出発が遅れたりしたことは何回もありました。しかし、乗り継ぎ空港で足止めを喰って、夜明かしをしなければならなくなったのは初めて。こんなに沢山のありとあらゆる人種の老若男女が殺気立ちながら途方に暮れているのを現場で目の当たりにするのも生まれて初めてのことです。

みんな、自分のフライトがキャンセルになって、これからどうなるのか、いつごろ情報が得られるのか、第一どの行列に参加すべきなのかでさえ、わからない。それに比べれば、とりあえず明日の便が確保されている私はラッキーな方。入国審査入り口の人に言われたように、夜中の12時まで待てば中に入れる。しかし、ビジネスラウンジは深夜は閉まっていて、確か朝5時ごろにならないと開かないから、それまでは中の通路で夜明かしになる。中の通路の広い所には簡易ベッドがたくさんあったのを見たけど、でもあんな所で熟睡はできないだろうしなあ。荷物も心配だし。それに12時まで9時間ぐらい、こんな落ち着かない所で過ごすのも辛い。やはりホテルを探さなくっちゃ。

最近はホテル予約は全てネットで探してしているんですけど、このフランクフルト空港にはみみっちい大問題があるのです。それはWiFiが有料ということ。きっと大して高くないんだろうけど、でも、ロンドンシティなんかタダだから、ふだんタダのものにお金払うのは腹が立つものでしょ?なので、とりあえず観光案内所みたいなところで手配してくれないかと思って見渡すと、目に止ったのはSamsungのPRブース。ラップトップが2台展示してある。見ると自由に試せるようではないか。もしかしてうまいことネットにつながっていればまんまとホテル探しができるかも?

近づいて試してみると、ネットにつながっている!ラッキー!
いろいろ見てみると驚いたことに空港近くのホテルも満室ではないらしく、選択の余地がある模様。それならどうせなら、
1. 高くなくて
2. 無料空港送迎シャトルがあって
3. 無料ネット接続
だな。
しかし高くないといっても、日本みたいなわけにはいかない。
最低でも70ユーロ(7700円)で、また設備はなんにもない。

なんとか以上の条件に合うCaratホテルというところを見つけて予約。
まわりにコンビ二も当然ないから朝食も予約。

ホテルに電話してシャトルの時間と場所を確認して、少し余裕があるので、食糧確保へ。

ヨーロッパ大陸では常に食糧携帯は旅の基本中の基本。宿の周りになんにもない、宿でも食事ができない、というのが普通に起こり、ましてや肉を食べないとなるとこれはもう、バッタリ倒れる以外ない、ということがあり得るから。世界中のあらゆる民族が集う空港にいる間ならどうにかなるんです。

セルフサービスのカフェを見つけ、そこでチーズと野菜のサンドイッチの大きいのを見つけ、それと赤ワインの小瓶と水を買い求め、とりあえず今晩は大丈夫。朝食は予約したし。これで一安心。

シャトルの来る場所に行くと、いろんなホテルの迎えを待つ人々でごった返していました。大きなホテルの迎えは観光バスみたいな大きなバス。小さなホテルの迎えはマイクロバスやバン。外は雪がしっかり積もっていて、かなり寒い。まだ5分ぐらいあるので、ドアの内側に立って待っていると、「ニイハオ」と話しかけられて、見ると中国人らしき若い女性。

「私中国語話せないのよ、日本人なの」と英語で返事すると、英語で「明日ロンドンヒースローに行く、あなたは」という。私はロンドンシティで今日キャンセルになって明日の便はとってある、などと情報交換。ほどなくCaratホテルの迎えが来て乗り込む。

シャトルは小さなベンツのバンで、他に客は5人ほど。もうあたりは真っ暗で、雪がほの明るく見える。さすがドイツ、自動車道路をぶお~っ、っとどんどん走っていくんですけど、空港敷地を過ぎるともう何にもない。15分ほど走って案の定何にもない所にガソリンスタンドとホテルがぽつんとありました。

バンをおりるといきなり雪のぬかるみ。足元に気をつけてぞろぞろと入り口に向かう。
チェックインの時、明朝空港へは何時のシャトルで行くか、毎時0分だけど、といわれ、ふと心配になって朝食の時間を尋ねると、これが朝食をとるヒマがないことがわかり、あわてて朝食をキャンセルに。

部屋に入ると、やはりなんと言うか、昔の合宿所というか、とにかく、日本のビジネスホテルが夢のように思える世界。

ヨーロッパ人は日本人より大きいはずなのに、何故ベッドが日本より狭いのか。

バスタブは当然なく、シャワーブースのみ。このシャワーだっていつ何時冷水になるか知れたものではないからうっかり使えない。洗面台の上の物置きがものすごく出っ張っていて、顔を洗うと頭がぶつかる。一体どうしろと言うの~。

この調度のセンスのなさは一体どういうことなのか。テレビは当然アナログでブラウン管。

窓からの眺めはホテルの入り口のアプローチをはさんで向かい側の棟。

寒そ~

これで7700円とか取られるんですヨ。
日本なら「お客様の声」で思いっきりめちゃくちゃに書かれて、まあ、評価は2.7とかいうところじゃないかしらん。

ホテルに落ち着いても、なにぶん乗り継ぎの最中なのだから、チェックインした大きいスーツケースは空港のどこかにある(はず)で、自分が今持っている荷物は機内持込みの小さなリュックひとつだけ。ホテル備え付けの浴衣なんかないから、パジャマもどうにかしなきゃなんない。

そこで機内持込み荷物に常備している非常用ヒートテックを取り出してパジャマにして、眠りについたのでした。



あっという間に爆睡したと思ったらもう起床時間で、モーニングコールは何と人力電話!

フロントに下りていくと、チェックアウトは並んでいるし、何やら10人以上人がいて、こんなに昨日のバンに乗れないじゃん!?
他の人も不安になったらしく、フロントの人に聞いているのを聞き耳たてていると、どうやらタクシーの応援がある模様。

私がチェックアウトの手続きをしている間に昨日のバンは行ってしまい、私もちょっと心配になって、「シャトルはどうなるの?」と聞いてみたら、10分以内にタクシーが来るよう手配してあるので、それに乗ってくださいと言われ、やはりそうか、と一安心。

迎えのタクシーに乗り込み、空港へ到着。

すると、昨日と状況は変わりなく、ものすごい人並みで、一体どこに行ったらいいかわからない。普通にチェックインカウンターの方に行こうとすると、何やら綱が張ってあり、その横にものすごい長い列が。しかもその列は全く動く気配がないんです。こんな所に並んでいたら、出発に間に合いそうもないじゃん。どうしたらいいの~

<つづく>
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by YumiHaraCawkwell | 2012-01-27 02:41 | Performance ライヴ関係のお話
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