<< 2011年7月日本ツアー日程出... リトアニアの旅8: 旅先でボら... >>
リトアニアの旅9: 最終回 狭いリトアニアそんなに急いでどこへ行く 
土曜日の晩には野外で熱気球を使ったコンサートがあるというので行ってみました。昨夜のコンサートがあったレストランから徒歩15分くらい。こんな美しい夕暮れの中を歩いていくと:

c0129545_125590.jpg


そこかしこにこんな彫刻が:

c0129545_1252267.jpg


見えてきました熱気球:

c0129545_1253747.jpg


それを囲む楽器群:

c0129545_1255233.jpg


この熱気球も「楽器」として使われていて、バーナーを開くとブオ~っ、って音がする。しかし、この音、他のどの楽器よりデカい:

c0129545_1261098.jpg


最後は気球が宙に浮く。なんだか感動的ですらあった:

c0129545_1263483.jpg


そのあと昨夜のレストランで打ち上げパーティ。フェスティヴァルはまだ続くのだけど、土曜の晩ってことで、みんな揃ってパーティなのだそう。食事と飲み物がタダとは知らず(てか、そんなこと想像だにできなかった。。。ロンドンでは打ち上げなんてやらないし、なにかのレセプションでもパーティとかではチップスとかオードブル程度で食事は出ないのがふつう)直前にワイン頼んで「何やってるの~?」って言われちゃった私。


こんなおいしそうなものをさあ、食べようという時に:

c0129545_127177.jpg


同宿の人々がもう帰るという!
彼らの車に乗せてもらわないと右も左もわからない暗闇を徒歩30分だ!
しかも翌日はロンドンに帰るので早起きで、コレを逃すと大変なことになってしまう!
で、このお皿、食べないで置いてきたのヨ~、トホホ、これが今回滞在中最大の痛恨!!
今写真見てもクヤシ~!

翌朝はほんとだったらDJのアンタナスとその友人と一緒にヴィルニュス空港に行くはずだった。アンタナスもその日どっかに行くことになってたので。ところが、アンタナスは体の具合が悪くて金曜日に帰っちゃってて、友人のドライバーは急用ができてそれより前にもう帰っちゃってたと聞いて、ええっ、っと一瞬思ったけど、いや、リトアニアでは結局ダイジョーブなことをすぐ思い出し、あんまり心配しないことにした。

で、どうなったかというと、やはりその日に帰らなくてはならないノルウェー人作曲家と一緒に、最初の日に空港に迎えに来てくれたミコラスが長距離バス乗り場まで送ってくれることに。

朝7時ごろバス乗り場に着いて、私のスーツケースを引っ張ってってくれるミコラスと、ノルウェー人作曲家:

c0129545_1273894.jpg


このバスに乗ってヴィルニュスまで。なかなか悪くないバスじゃん、と思ったが、良く見ると荷物室のドアのふちなんかが錆びている:

c0129545_1275374.jpg


バスのチケット:

c0129545_128819.jpg


ノルウェー人作曲家は前夜のパーティで午前4時ごろまでいたというので、車内で寝るから一番後ろに行くと言う。私は一番後ろだと酔うといけないので、前の方にいるわ、と言って前の方に陣取ると、シートのポケットはびろんびろんだし:

c0129545_1284859.jpg


右上に見える引き戸は手作りのようで。 良く見えないけどその左になにか張り付いてるのは水着姿のオネエチャンのステッカーだし、テレビは一度も点かなかった:

c0129545_129798.jpg


走り始めて前の方に陣取ったのは、酔いということに関しては正解でした、サスペンションもシートもヘタってて、後ろじゃ即気持ち悪くなったと思う。

しかし予想してなかったこともあった。

このバス、長距離バスだから当然ドルスキニンカイーヴィルニュス、ノンストップだと未だに思い込んでた島国先進国x2に毒された私。違うんです、ローカル各停なのヨ! ヴィルニュスーカウナスの電車と同じ!

で、どうなるかというと、おばあ様が「よいしょっと」と乗り込んできて、空いてる後ろの方にまでは行かず、隣が埋まっていても、一番近い席に座る=私の隣。
次のバス停で降りる。
また別のおばあ様が「よいしょっと」と乗り込んでくる。


しかし私は考えた。

ノンストップでなくたってせいぜい2時間でヴィルニュスに着く。
狭いリトアニア、そんなに急いでどこへ行く。

そうだ、新幹線ひかりだって1時間48分で東京から名古屋に着いちゃうのに、なんでリニア新幹線なんか要るんかい?!

このオンボロバスだってちゃんと私をドルスキニンカイからヴィルニュスに連れて行く。たぶん病院かなんかに行くオバアチャンと一緒に、だ。別々に2台バスを走らせることなんかない。資源がないならないなりの生活をすればよい。そういうことだ。

んで、景色は相変わらず森のち森、たまに開けた所で、かすかに見える牛は3頭:

c0129545_1292325.jpg


これ、リトアニアのフォークアート、十字架の彫刻。ヴィルニュスの国立博物館にも展示してあった。屋根なんかが付いていたりして、日本で言えば道祖神とかお地蔵様とかの感じ:
c0129545_1293799.jpg

c0129545_1295241.jpg


しばらく走って工場らしきものが。煙をモクモク吐いてるのがなんだかなあ:

c0129545_1210633.jpg


ヴィルニュス駅に着いて、ノルウェー人が連れなので迷わずタクシーで空港へ。ノルウェーというのはEUの中でたぶん最も物価が高い国で、彼らが感じるリトアニアの物価の安さは私なんかが安いと思う、そのまた倍ぐらい安いらしい。


チェックイン後、共用のビジネスラウンジへ。なんともいえず70年代感のするインテリアである。バブル以前の感じとでもいうか:



c0129545_12132345.jpg


リトアニアよさよ~なら~、「身の丈の暮らし」について考えさせられたよ、「便利」より「命」が大切だね。また来るね~

c0129545_1213574.jpg

c0129545_12141284.jpg


ヒースローからロンドン市内までのバス:

c0129545_12144221.jpg
c0129545_12145820.jpg 


いや~、リトアニアもいいんだけど、まだまだのところがあった、まさにその、英国のいいところがいきなりこのバスに。乗り込んですぐ、明らかに大人の発達障害と思しき人が一人で最前席に乗っている。道中、バスのスタッフにえんえんバスの話をしている。スタッフも適当に相手をしている。こういうの、リトアニアではまだ無理なんだな。
[PR]
by YumiHaraCawkwell | 2011-06-13 12:36 | Performance ライヴ関係のお話
<< 2011年7月日本ツアー日程出... リトアニアの旅8: 旅先でボら... >>