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4月11日ロンドンCafe OTOライブ、福島猫レスキュー
4月11日ロンドンCafe OTOで行われたカート・ヴォネガットをテーマにしたイベントで、
私の大学の同僚、ガイ・ハリーズのセミインプロ作品 'LAST ISLAND SOUNDS' にヴォーカルで参加しました。

この作品はカート・ヴォネガットの小説「ガラパゴスの箱舟」をもとにしたもの。
地球全体の危機の中、クルーズ船でガラパゴスにたどりついた数人の漂流者だけが生き残り、それから人類が進化を続けていく。そこで発達した脳というものが人類の生存に有用なのかどうかを問うという物語。

電子技術も楽器もない世界では音楽はどのようになるのだろうか?
壊れた過去の遺物を再利用するのか。
過去の知識を生かしてがらくたから何かを作り始めるのか。

クルーズ船に乗せてあるようなもの
電子機器のがらくた
人の声
人類の脳についての引用の録音

そのようなもので想像上の民俗音楽をつくる試み


c0129545_5451721.jpg ガイはなんだかよくわからないがらくた系電子機器を歌っている私の口に近づける。
読んでる紙には脳についての古今東西の引用が書いてある。
フランク・ザッパとか、古いヘブライの言い伝えや、
カール・セーガンやら何やら。


c0129545_5455062.jpg 
その電子機器を動かすガイの腕の動きを、私はワイヤーハンガーで真似てみる。
マイクに近づけたり遠ざけたりして音を変化させてるようでいて、私の動きは音とは関係ない。



c0129545_5461594.jpg ペットボトルを叩きながら歌う私とペットボトルを吹くガイ。



当日の私のCD売り上げと寄付あわせて40.79ポンド、5000円少々は、福島の退避区域に残された犬猫の救護をやっている団体に寄付します。

最初は当然British Red Cross経由で日本赤十字に寄付、と思っていたんですけど、巨額の義捐金の配分が遅れていること、またお金は被災者に等分に配分と聞いて、何か違う、と感じました。


日本の音楽仲間のみんなも、ライブの自粛やチャリティライブや、そもそも表現者はこういうときなにができるか、なんていろいろ書いてらっしゃるのを拝見してきました。


私も悩んだ。


そもそも日本に住んでないだけで申し訳ない気になったり。
こんな時とっても役に立ったであろうかつての仕事を放り出してミュージシャンになっちゃった、ってのも気が引けたり。

メインストリームのミュージシャンがポンと寄付したり、チャリティアルバム出したりとか見ると、やっぱり売れてる、ってことは人の役に立つんだろうかと思ったり。

その一方、メジャーと契約してるミュージシャンは自由にモノが言えないんだな、ってこともわかったり。そりゃそうだよね、どこでどう資本関係が原発産業とかかわってるか。。。


しかし自分でできることは等身大でしかありえないわけで、
売れ線狙いの音楽なんてできっこないし、そもそも最初から自分はみんながみんな聴くような音楽では間に合わないわけで、また、そういう音楽じゃないと間に合わない人たちは数は少ないけど、確かにいる。それに、そういう音楽が存在しないと、未来の売れ線音楽も発達しないわけだ。

自分は言いたいことが言える、やりたい音楽ができる。

メジャー契約ミュージシャンができないチャリティもできる。

というわけで、私は反原発の小さな証、たぶんメジャーアーティストはこういうのには寄付できないだろう。

福島原発退避区域内に取り残された猫レスキューに、
ほんのちょっととはいえ、車1台1回分レスキューのガソリン代にはなるぞ!


と言って日本在住の友人に振込みをお願いした。
そしたらその額をマッチングしてくれて、1万円振り込んでくれるって、ヤッタ~!!

猫ちゃんたち待っててね!!!!
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by YumiHaraCawkwell | 2011-04-14 05:58 | Performance ライヴ関係のお話
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